意思決定支援のプロセスを読み解く
多職種で支える意思決定支援のポイントと留意事項の検討
障碍者、認知症の人、終末期を含めた幅広い分野における意思決定支援のプロセスについて、ガイドラインを手掛かりに読み解きます。主なガイドラインを比較しながら、特徴、意思決定プロセスの手順、代行決定・成年後見人の是非、留意事項を整理します。また、本人・家族・医療ケアチーム間で意見の対立(コンフリクト)が起こった際の解消方法(マネジメント)について、事例を通して検討します。さらに、諸外国(イギリス・フランス・イタリア)における意思決定支援の実状を紹介します。
≪講義資料について≫
講義資料は弊社で製本したものをご郵送いたします。
また、オンラインセミナー視聴ページより、講義資料データ・受講証明書のダウンロードも可能です。
セミナープログラム
1,意思決定支援の主なガイドラインの概要を
理解し、プロセスを読み解く
2,ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を
通して意思決定支援のプロセスと多職種
連携の関係をひも解く
3,意思決定支援におけるジレンマへの対応
(事例検討)
4,フランスにおける意思決定支援の現状と
課題
セミナー講師プロフィール
日本福祉大学 社会福祉学部 教授
篠田 道子
筑波大学大学院教育研究科リハビリテーションコース修了。博士(社会福祉学)。1999年に日本福祉大学に赴任し、2008年より現職。2011年に慶応義塾大学大学院経営管理研究科訪問教授(ケースメゾットを学ぶ)。主な関心領域は、入退院支援、ケースメゾット教授法、医療・福祉サービスのマネジメント、終末期ケア、医療・福祉サービスの日仏比較、多職種連携教育。
主な著書
・篠田道子(2011)「多職種連携を高めるチームマネジメントの知識とスキル」医学書院
・篠田道子編集(2012)「ナースのための退院支援・調整」日本看護協会出版会
・篠田道子編集(2015)「チームの連携力を高めるカンファレンスの進め方(第2版)」日本看護協会出版会
・篠田道子編集(2018)「多職種で支える終末期ケアー医療・福祉連携の実践と研究ー」中央法規
受講者の声
〔看護師 職歴 21年以上〕
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●多職種協働の重要性を改めて痛感しました。自分が持つ先入観やバイアスを自覚しながら対話を重ねることが、患者・家族にとって最良の支援になると感じました
〔看護師 職歴 11~15年〕
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●これまで家族中心に進む場面も多く、本人不在を感じていました。今回の講義は本人を中心にという基本を再確認できました。ナラティブアプローチはすぐに実践したいです
〔看護師 職歴 6~10年〕
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●これまで“インフォームド・コンセント”と“意思決定支援”を同じように考えていましたが、プロセスや多職種での対話の積み重ねが全く異なると理解しました。認知症患者さんの事例検討では、家族の不安や医療者の最善が一致しない場面でどのように寄り添うかが大きな学びでした。ACPや人生会議を日常的な会話から始める工夫を、病棟での関わりに取り入れたいです
〔看護師 職歴 1~5年〕
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●新人として日々のケアに追われがちでしたが、今回の講義で意思決定支援=正解探しではなく、本人が望む人生を支えるプロセスという視点が腑に落ちました。非言語コミュニケーションの重要性や、家族が抱える葛藤を想像する力を養う必要性を強く感じました
〔看護師 職歴 1~5年〕
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| 開催日時 | 2026年1月18日(日) ~ 2026年2月1日(日) 23:59 |
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| 会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
| 講師 | 篠田道子 |
| 申込締切日 | 2026年1月8日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt












