臨床推論を学んで看護力アップ
患者さんが呼吸苦を訴えている!何を考えどう行動する?
患者さんが呼吸苦を訴えています。さあ、皆さんはどのような病態を考えますか?
循環器病棟の皆さんは“心不全”を最初に考えたでしょうか。そして、呼吸器病棟の皆さんは“肺炎・喘息発作”でしょうか。外科病棟の皆さんは“肺塞栓”や“気胸”、精神科病棟の皆さんは“パニック障害”を考えたかもしれません。
では、最初からすべての病態を考えた方はおられるでしょうか。呼吸困難を呈する鑑別疾患を挙げ、緊急性が高い病態か、頻度が高い病態か、あるいは緊急性も頻度も高い病態なのかを、バイタルサインやフィジカルアセスメントを行いながら、それらの病態の可能性を推論を立てて考えることを臨床推論といいます。
この臨床推論を学び臨床で活用すれば、患者さんの看かた(医学的視点)、次の行動(論理的思考)、医師への報告(問題の明確化)が変わります。
きっと、皆さんの看護力アップにつながると思います。
≪講義資料について≫
講義資料は弊社で製本したものをご郵送いたします。
また、オンラインセミナー視聴ページより、講義資料データ・受講証明書のダウンロードも可能です。
セミナープログラム
1,臨床推論を知ろう
2,問診が重要!情報収集から鑑別疾患を
考えよう
3,バイタルサインとフィジカルアセスメントで
鑑別疾患を絞ってみよう
4,“SBAR”を用いて医師に報告してみよう
5,症例を通して臨床推論を深めよう
セミナー講師プロフィール
株式会社 キュアメド
集中ケア認定看護師、特定看護師
村崎 聖弥
2002年に看護師免許を取得し、兵庫医科大学病院に入職。整形外科病棟、心臓血管外科呼吸器外科病棟、
CCU、ICUを経験後にHCU看護師長となる。
2013年に集中ケア認定看護師資格取得、2019年に看護師特定行為研修を終了(8区分)
受講者の声
医師への報告を苦手にとらえ、指示受けだけになりがちな現場で、何を伝えたいのか、こちらの要求は何かを伝えることも必要で、伝え方について看護科で共有し訓練したいと思った。
〔看護師 職歴 21年以上〕
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●漠然と情報収集するのではなく、目的を定め、そのための意図的収集が必要。普段から意識して患者さんを看ていきたい。
〔看護師 職歴 16~20年〕
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●論理的に考えて決断することで、医師への報告もそうですが、ご家族への説明もしやすくなると感じました。(老健のため医師が不在のことも多く、役立てていきたいと思います。)
また、看護スタッフへの指導にも役立てたいと思います。
〔看護師 職歴 21年以上〕
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開催日時 | 2025年4月12日(土) ~ 2025年4月26日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 村崎聖弥 |
申込締切日 | 2025年4月2日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt