高次脳機能障害の看護
症状を理解して、支援の基本を考える
交通事故や脳出血障害などでダメージを受けたときにおこる高次脳機能障害。
身体症状を伴わないために外見から、障害があることがわかりにくく「見えない障害」といわれています。社会復帰する際には、個々の症状に適した生活支援のための指導が看護師の大切な役割となります。
高次脳機能障害に取り組む認定看護師のセミナーです。
セミナープログラム
1、高次脳機能障害のとらえ方
2、高次脳機能障害の症状と具体的なアプローチ
3、精神的な支援
4、家族への支援と関係職種との連携
※こちらのセミナーは講義資料を郵送いたします。データのダウンロードも可能です。
講義資料は配信開始日の一週間前を目安に発送いたします。
セミナー講師プロフィール
社会医療法人宏潤会大同病院 退院支援課
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
藤山 美由紀
略歴
平成13年3月 岐阜大学医療技術短期大学部 看護学科卒業
平成13年4月 名古屋市総合リハビリテーションセンター 入職
平成22年7月 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 資格取得
平成29年4月 名古屋市総合リハビリテーションセンター 退職
平成29年5月 社会医療法人宏潤会 大同病院 入職 現在に至る
著書
◯阿部順子他監修、名古屋市総合リハビリテーションセンター編著、50シーンイラストでわかる高次脳機能障害「解体新書」、メディカ出版、2011年
◯深川和利監修、藤山美由紀他編著、NANDA-Iの看護診断にもとづく高次脳機能障害の標準看護計画、メディカ出版、2014年
所属学会
○日本高次脳機能障害学会
○日本交通医学工学研究会
受講者の声
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●素晴らしい講義をありがとうございました。リハビリ病棟で働き始めて、高次脳機能障害の患者さんに手探り状態で関わっていました。患者さんの置かれている状況や具体的な支援の方法、私たちの心構えのあり方等、貴重な情報を教えて頂き、本当に良かったです。高次脳機能障害の患者さんに関わる際の道しるべを知ることができたと思っています。お聞きしたことを、これからの患者さんの看護に活かしていきたいと思います。
今後もまた、藤山先生の講義をお聞きしてみたいです。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●イラストでの具体的な場面での説明がわかりやすかったです。父親も高次脳機能障害でしたが、十分なケアも関りも持たず逝かせてしまったのが悔やまれます。今は回復期病棟に配属になりましたので、「どこも悪くない、だまされて連れてこられた。早く帰る」とおっしゃる方が多く対応に苦慮しておりました。行動の変容の陰に、自尊心の低下が隠れていないかまで配慮できるように研鑽していきます。ありがとうございました。
〔準看護師 職歴 5年以上〕
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●内容が明確で、よく理解できた。特に、「2.高次脳機能障害の症状と具体的なアプローチ」が良かった。イラストも交えて、難しい内容でも絵でわかりやすかった。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●ADLが自立していたらそれで大丈夫というわけじゃなく、退院後の生活も見据えていかないといけないということがよく分かった。患者さんに「支えられた」と思ってもらえるような関わりを多く行っていきたい。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●とても勉強になりました!
病棟でもこのセミナーにて学んだ事を実践していこうと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
開催日時 | 2024年9月28日(土) ~ 2024年10月12日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 藤山美由紀 |
申込締切日 | 2024年9月18日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt