事例で学ぶ!ナラティブ・ベイスド・ケア
ナラティブ(物語)に基づくケアの方法
【 ラダーレベル Ⅰ~Ⅳ 】
日頃、私たちがさりげなく行っている、患者・利用者を観察する力や、その人の思いや気持ちに寄り添う力。それらは、生活やそれまでの人生を見て、発する言葉に耳を傾け、その「人」を理解しているからこそ、自立支援やエンパワメントといった、より効果的なケアにつながります。
「ナラティブ・ベイスド・ケア」は「人 対 人」の関わりから生まれます。そして、その人の「ナラティブ」を知れば、関わり方や声の掛け方のヒントが見出せるのです。
「ナラティブ・ベイスド・ケア」を実践するために、どのようなプロセスで、具体的にどのような関わりが有効なのか、事例を用いてお伝えします。
セミナープログラム
1,ナラティブ・ベイスド・ケアとは
2,ナラティブに基づくケア・支援が必要な理由
3,一人ひとりのナラティブを引き出すプロセス
4,認知症の人へのナラティブに寄り添った
アプローチ
5,ACPに活かす
「ナラティブ・ベイスド・ケア」
※こちらのセミナーは講義資料等はお送りいたしません。資料の郵送をご希望される場合は【講義資料郵送付き】セミナーをお申し込ください。
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配信開始日の2日前を目安にメールでお送りいたします。
セミナー講師プロフィール
北村 恵子
浅井東診療所 看護師
プライマリ・ケア認定看護師
認知症上級ケア専門士
認知症ライフパートナー 認知症心理カウンセラー
大学病院の脳神経外科、介護老人保健施設の認知症棟での勤務で、認知症ケアや看取りケアを実践。多職種連携、認知症の方の看取りケアについて多数発表。
現在は滋賀県長浜市にある浅井東診療所で、人生の大切な時間を医療の面から支える地域の健康拠点として、家庭医療専門医と共に地域住民の生き方・暮らし方・生活を支えている。
認知症ケアにおいては「認知症の方が見ている世界観」を大切にした関わりが支持され、講師・研修等で数々の事例を用いた解説を行う。
受講者の声
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●重症心身障害児者の施設で働いています。
最近施設内でACPが取り入れられ始めました。施設の利用者さんたちは自分のことをお話しできる人が少ないため、情報を得るためには家族との繋がりがとても大切になります。今まで利用者さんが歩んできたこと、昔好きだったもの、それに付随するご家族の思いや希望などを基にケアを考えることがとても重要なのだと実感していたので、今回の講義も大切な事ばかりだと感じました。
自分の意見を発することが難しい重症心身障害児者の方だからこその困難さも痛感する日々ですが、いつかくる見取りのとき、ご家族もスタッフも納得のいく最期を迎えられるよう、今を大切にして関わっていきたいと思いました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●グリーフケアからナラティブアプローチについて知り、ナラティブケアについて知りたいと思い受講しました。とても分かりやすく、日々のかかわりの中で役立てていきたいと思いました。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●患者さん中心の立場でどうかと考え生きたいとは思いますが、忙しくなったり、重症化した時など忘れがちになってしまう自分がいます。忙しい時や大変な時こそナラティブな視点を意識できればと思います。
ACPについても、ナラティブな関わりからよりその人らしい人生の閉じ方に知被けることができればなと思います。まずは少しでも良いので実践していこうと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 | 2024年2月3日(土) ~ 2024年2月10日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 北村恵子 |
申込締切日 | 2024年1月24日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt