がん患者における看護倫理の思考と実践


看護においては、急速な医療技術の発展や社会情勢の変化に伴い、人々の価値観が多様化したことで、患者に最適なケアを提供することが難しくなってきています。がん患者と家族にかかわる治療方針や終末期場面で遭遇するような倫理的課題やジレンマにどのように対応したらよいのか、まず倫理とは何か、看護職の倫理綱領、倫理原則から、なぜ倫理が重要なのか考えていきましょう。また事例を通して、臨床倫理の4分割法を理解し、看護倫理について理解を深めていきましょう。
セミナープログラム
1,倫理とは
2,看護職の倫理綱領(日本看護協会)
看護師の倫理綱領(国際看護師協会)
3,医療倫理の基本4原則
4,医療専門職の義務の基礎となる2原則
5,臨床倫理とは
6,臨床倫理の4分割法
7,4分割法の活用
8,事例
セミナー講師プロフィール
尾道市立市民病院
がん看護専門看護師/緩和ケア認定看護師
渡辺 陽子
2005年緩和ケア認定看護師資格取得、2013年がん看護専門看護師資格取得。緩和ケアチーム専従看護師として今後の治療選択や療養場所における意思決定支援を行いながら2016年、院内看護部倫理委員会の設置後、倫理に関する教育指導助言をおこなう。現在は、一般病棟スタッフとして、がん患者のみならず、病を持つ人の身体的な痛みやつらい症状の緩和に可能な看護ケアを実践し、患者・家族と一緒に考え、悩みながら納得のいく最善の医療が受けられるよう支援している
開催日時 | 2023年9月17日(日) ~ 2023年9月24日(日) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 60分程度】 |
講師 | 渡辺 陽子 |
申込締切日 | 2023年9月7日 |
参加費:¥ 5,500 税込
ホームページ会員 加算ポイント:110pt