“感情に巻き込まれない”ためのコミュニケーション術
精神看護の視点から学ぶセルフマネジメントと対人支援
看護師は、患者・家族の怒り、不安、悲しみなど、さまざまな感情に触れながら援助を行う「感情労働」の専門職です。本セミナーでは、精神看護の視点から、相手の感情の背景を理解し、信頼関係を築くための対人援助技術について学びます。コンコーダンスや感情に焦点をあてたコミュニケーション、ワンダウンポジション、バウンダリーなどを取り上げ、後半では看護師自身の感情への気づきや共感疲労、ストレスへの対処、課題の分離などを通して、感情に巻き込まれずに自分自身を守りながら、質の高い看護を実践するための方法を考えます。
≪講義資料について≫
講義資料は弊社で製本したものをご郵送いたします。
また、オンラインセミナー視聴ページより、講義資料データ・受講証明書のダウンロードも可能です。
セミナープログラム
1,看護師が感情に疲弊する理由
~感情労働を理解する~
・看護における感情労働とは
・なぜ看護師は患者・家族の感情を抱え込み
やすいのか
・怒り、不安、依存の背景にある心理
・「共感」と「巻き込まれること」の違い
・自分が感情的に反応しやすい場面を振り返る
2,患者との信頼関係を築く対話の基本
~「治す」から「ともに考える」看護へ~
・コンコーダンスから学ぶ対話姿勢
・医療者が答えを与える関係から、ともに
考える関係へ
・患者の価値観を尊重した意思決定支援
・患者の主体性を引き出すコミュニケーション
・相手の言葉だけでなく「感情」に焦点をあてる
・専門職としての適切な距離感
3,困難な感情を受け止め、飲み込まれない
対話
~「のれん」のようにしなやかに受け流す~
・相手の怒りや不安の背景をアセスメントする
・「この人は、今、何を感じているのか?」と
いう視点
・感情は否定せず、行動とは分けて考える
・感情に焦点をあてた応答
・ワンダウンポジションによる関係調整
・クレーム場面で対立を防ぐコミュニケーション
・境界線(バウンダリー)を守る関わり
4,看護師自身の感情を理解し、セルフマネジ
メントする
~「自分の感情」に気づく~
・自分自身の感情に気づく
・感情と行動を分けて捉える
・「なぜ私は、この患者さんにイライラする
のか?」
・自分の反応パターンを知る
・自分の感情と相手の感情を区別する
・ストレス反応を理解する
・感情を言語化し、整理する
・必要なときに相談することの意味
5,感情に振り回されず、看護を続けるために
~自分を守ることも専門職の仕事~
・共感疲労・二次的ストレスを理解する
・感情を抱え込まないためのセルフケア
・認知行動的なセルフマネジメント
・自分の考え方のクセに気づく
・睡眠・運動・休息など基本的なストレス対処
・スタッフに相談することの重要性
・「助けを求めること」は弱さではない
・専門職として自分自身を守ることの意味
6,まとめ
感情に巻き込まれない看護師になるための
5つのポイント
① 自分の感情に気づく
② 相手の感情の背景を見る
③ 共感するが、巻き込まれない
④ 相手と自分の境界線を意識する
⑤ 一人で抱え込まず、必要なときは相談する
セミナー講師プロフィール
金子 琢也
精神看護学を専門とし、札幌市立大学大学院 精神看護学修了。 2019年~2024年まで精神看護専門看護師(CNS)として活動。
現在は、保険外看護サービス「看護アレコレ」代表として活動する一方、 精神科病院に勤務し、リエゾン看護師としても現場に携わっている。
これまでに、 精神科訪問看護におけるアウトリーチ支援、 身体疾患を併せ持つ患者へのリエゾン精神看護など、 医療機関・地域の双方で精神看護を実践してきた。
専門分野は、
•せん妄看護
•認知症看護
•精神科看護
•精神科訪問看護・アウトリーチ支援
•コンコーダンスモデルを用いた対話支援
•マイクロカウンセリングを活用したコミュニケーション
講師としては、看護師・訪問看護師・介護士等を対象に、 理論を現場でどう使うかを重視した研修・セミナーを多数担当。
「説明する」「説得する」関わりではなく、 相手の価値観や考えに沿って合意をつくる対話を大切にし、 明日から現場で使える具体的な関わりを伝えている。
受講者の声
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| 開催日時 | 2026年12月31日(木) ~ 2027年1月29日(金) 23:59 |
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| 会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
| 講師 | 金子琢也 |
| 申込締切日 | 2026年12月21日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt












