終末期がん患者とのコミュニケーションと意思決定支援・ACP

その人らしく人生の最終段階を全うするための支援
アドバンス・ケア・プランニングとは、患者本人と家族が医療者や介護提供者などと一緒に、現在の病気だけでなく意思決定能力が低下する場合に備えて、あらかじめ終末期を含めた今後の医療や介護について話し合うことや、意思決定ができなくなったときに備えて、本人に代わって意思決定する人を決めておくプロセスを意味しています。
終末期においては約70%の患者で意思決定が不可能になるといわれています。看護師には、その人らしく人生の最終段階を全うするためにどのような医療を受けたいか、受けたくないかの意思決定支援の役割があります。終末期の患者に効果的なコミュニケーションとは、患者のつらい思いに寄り添うコミュニケーションとは、事例を通してお伝えできればと思います。
セミナープログラム
1,コミュニケーションとは
2,基本的なコミュニケーション
3,コーチングについて
4,終末期がん患者のニーズ
5,意思決定支援とは
6,アドバンス・ケア・プランニングとは
7,意思決定支援における看護師の役割
8,当院におけるACPの取り組み
9,事例
10,私の患者体験&人生経験
11,まとめ
セミナー講師プロフィール
尾道市立市民病院
緩和ケア認定看護師
がん看護専門看護師
渡辺 陽子
2011年から2018年の8年間、緩和ケアチーム専従看護師として、緩和ケアチームで活動。
2019年8月からは病棟スタッフとして、がん患者のみならず、病を持つ人の身体的な痛みやつらい症状の緩和に可能な看護ケアを実践している。患者・家族と一緒に考え、悩みながら納得のいく最善の医療が受けられるよう意思決定を支援し、看護師スタッフとともに多職種と連携しチーム医療を心がけている。
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開催日時 | 2023年12月1日(金) 13:00 ~ 16:30 |
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会場 | 福岡県 福岡市東区馬出 4-12-22 【福岡】 福岡県教育会館 3階 第3会議室 |
講師 | 渡辺陽子 |
申込締切日 | 2023年11月24日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:165pt
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